2月下旬の春日山棚田&周辺の光景 岩井 章洋 | 2020年2月28日 良く晴れました。比良山は冠雪がわずかに残りますが、気温が上がり花粉の飛散が強まりそうです。 晴れて風が弱い朝は冷え込み、霜の花が咲きます。 木道の谷に移植のトサミズキの黄色のツボミから、赤い雄しべが覗きます。 森の小径のイワナシのツボミはしっかりしてきました。 事務所奥の紅梅が開花していました。暖冬で梅も桜も開花は1-2週間早まるとの予報です。 棚田の梅も 開花です。 木道を上り詰めた公園最奥のT字路までの法面にもイワナシのツボミを見つけました。 その辺りではショウジョウバカマがポツポツと咲いています。 調整池周辺で、桜?が開花していました。ソメイヨシノはまだまだです。皇子山の早咲きの桜は初御代桜という品種のようですが、これもその類いでしょうか? また月末にかけ寒の戻りで、比良山は雪空です。 春日山公園方面も冬景色に戻りました。 公園最奥のベニマシコも北帰をためらっています? イワナシのツボミは順調です。 木道のシュンランの花芽は、寒の戻りにチャンと備えています。 移植のトサミズキの黄色と赤いシベが陽に映えます。 花粉を既に放出させ、赤色が失せた葯も一部あります。 森の小径のジャノヒゲは胚を落とし、次の花の準備に入りました。 こちらのジャノヒゲは、萎びた胚がひつこくくっついて残っています。 こちらの胚はまだ鮮やかさを残し、次の準備が遅れています? イワナシのツボミはふっくらしてきました。 異臭が・・・と思ったら、棚田の下の私有地で、今年もバーク材の搬入が開始されていました。まだそれほで気温が高くないので、発酵による異臭も湯気もそれほどではありませんが・・・。 4トントラックがピストン輸送し、大量のおそらく数十トン以上のバーク材(体よくバーク材と名を変えた産業廃棄物 or 発酵が十分でない商品価値のないバーク材)が搬入(廃棄)されています。気温と湿気が高くなるこれからの季節、発酵が進み、公園の里山エリアは異臭で満ち満ち、さながら鶏小屋 or 牛小屋の中に居るようになるのでは?? 以前はここも綺麗な棚田だったのですが!! いくら私有地だとはいえ、公園利用に支障が出るなら、なんらかの対策が必要では!!?