3月上旬の春日山棚田&周辺の光景 岩井 章洋 | 2020年3月9日 早咲きの初御代桜?が咲きました。ソメイヨシノがまだまだの調整池周辺が急に明るくなりました。 午後にはほぼ満開!?? 事務所奥の紅梅も咲きそろいました。奥に向かって右。 奥に向かって左。 今日は3月最初の例会です。棚田に向かう先に靄が立っています。 今日もバーク材が運び込まれています。風が琵琶湖からのため事務所方向からは気づきにくいですが、棚田方向に流れます。今日は良い天気で気温も上がりバーク材の発酵も進みそうです。困ったものです。 荒起しです。 荒起しの後、溝切りをします。 5番田までできました。 一枚一枚が小さいため・・・畦に上げるのも一苦労。 押したりひっぱたり・・・ 次の棚田に下ろす準備をします。 準備完了! 右にカーブする田の形に沿って、耕運機を操作します。 向こうで回転し戻ってきましたが、手前に少し耕せていない膨らみが出来てしまいました。 先ほどより大回りに耕運機を回します。 向こうでの旋回も一苦労です。 狭い棚田の一つ一つで、鋭角の旋回が待っています。 やっと旋回できました。 残った真ん中をあと二往復ほどで完了です。 荒起しの後を代掻きに向け、溝切りをしておきます。 都合で、8番田を先に起こします。もう少しです。 最後に残った7番田に耕運機を上げます。 畦の微妙な曲線に沿って操作します。 狭い隅での旋回はやはり難しい。 1-8番田まで荒起しが完了しました。後は比較的広い9・10番田が残ります。ぬかるみが強いので、楽とは言えませんが・・・。 例会から1週間後、調整池周辺の早咲きの桜(初御代桜?)は早くも散り始め葉桜に変貌中です。が・・・ 小ぶりの別の早咲きの桜が咲き始めていました。 森の小径のイワナシが開花です。小さな花ですが、春一番に楽しみな特別な花の一つです。 事務所奥の紅梅が満開です。梅は桜と異なり花期が長く楽しめます。 ササユリ育成に刈り込んだウワミズザクラの窪地は、倒木がきれいに片付けられていました。八木さんご苦労様でした。後は刈り取った笹・草・落ち葉を掻いて地面を出してやれば完璧なのでしょうが??? 棚田の下の私有地に投棄された大量のバーク材から発酵に伴う蒸気が異臭とともに立ち上ります。 8枚田まで綺麗に荒起しされた棚田の10枚田のすぐそこにバーク材の発酵蒸気が迫ります。 木道の谷の上り階段右手のシュンランは花茎の鱗片がベール(苞衣)のように薄く透けるようになりました。もうすぐ萼片に包まれて蕾みが顔を覗かせます。もう寒の戻りはなさそうです。 この階段を上り左に進み・・・ 此処で発見したイワナシの花芽は順調です。続いて奥のT字路を右に進み・・・ 一年ぶりに谷口八幡宮方面に公園の外周に沿ってトレースします。途中の跨道橋から、琵琶湖大橋方面が遠望できます。この橋を含めしばらくさきまで、夏場に笹・雑草が生い茂るため、今の時期にしか通り抜けは困難です。 途中、遺跡の発掘がおこなわれていました。公園グランドの北西の山向こうになります? すぐ向こうは湖西道路です。 この冬公園で、狐や狸を見たのはこの影響大であったのでは!? 伊香立方面が展望できます。かなり大がかりで、重機やダンプやらで、以前の道がわかりません。地元と思しき作業の方に尋ねながら谷口八幡宮に無事降りました。