11月下旬の春日山棚田&周辺の光景 岩井 章洋 | 2020年11月27日 にわか雨が北に去って行きました。 棚田に低い朝陽が差し込み、新生の畦を浮かび上がらせます。 まだまだ元気なミミカキグサ。 リンドウも元気です。陽が当たるのを待って開きます。 キッコウハグマ。これまで、このピンクの蕊は雌しべだと信じて疑わなかったのですが・・・この蕊は雄しべとのことです。 ・・・なので、”深窓の令嬢” ではなく、「紅顔の美少年」に変更です。 これが雌しべ・・・ですので、こちらが「深窓の令嬢」です。自家受精を避けるため、雄しべの成熟と雌しべの時期をずらしているようです。琵琶湖博物館の大槻先生のご指摘です。 6枚田北側の畦の修理です。 数日後、四季桜?がまだポツポツ咲きます。春のソメイヨシノの一斉開花、一斉の桜吹雪とは違う風情です。 陽の当たる棚田は9時前には、15℃を超えます。 修理・補強された畦が・・・ 綺麗な曲線を描きます。 杭で補強されました。 キッコウハグマは褪せた雌しべの物が増え・・・ ヤブコウジの実はますます赤く色づき・・・ 冬イチゴが輝きます。 今日も水路や畦の点検補修です。 エナガ・・・ 森の小径のヤブコウジ・・・ ジャノヒゲ・・・ カラスウリ・・・秋です。