10月中旬の春日山棚田&周辺の光景 岩井 章洋 | 2020年10月19日 ススキの穂が低い朝陽に輝きます。 風に揺れます。 見納めのツルニンジン 見納めのツルリンドウ 9・10枚田用の稲木は準備できました。 1-8枚田の稲刈り・稲架掛けは済みました。 今日の例会では、9・10枚田の稲刈りと稲架掛けを少しでも進めておきたいのですが・・・ 充分に水抜き出来ず手刈りです。ぬかるみに足を取られます。 刈った稲は泥汚れしないようにブルーシートを準備します。 刈って・・・ 束ねて・・・ 掛けます。なかなかはかどりません。 アケビは熟れ、食べ頃のようです。 メジロが次々につつきます。 冬を乗り切るために、必死です。 2016年に棚田で採種し、その後毎年(2018年を除く)採種して育ててきたササユリです。 右が最初2016年に採種したもので、20株ほどが元気に育っています。左も(春に)数株の芽吹きを確認しています。少なくとも二十数個の球根が確保できそうで、地植えに対応できそうです。 ヒガンバナは実?になっています。日本のものは3倍体のため種は出来ないはずですが・・・。異常気象などの時、実を結ぶことはあるそうですが、やはり種にはならないようです。 10月2回目の例会。理事長さんも参加してくださいましたが・・・雨がポツポツ落ちてきました。雨雲レーダーで確かめると大阪から大津まで、ずっと雨雲が北東に伸びて、これからしばらくはずっと雨模様!! 稲が湿気ると残念ながら脱穀は出来ません。しぶしぶあきらめて、そろそろしなくてはいけない作業を優先します。ササユリ移植(地植え)です。 ササユリを育成プランターから地植えにします。右から球根が大小合せて二十数個・・・ 大きな物はこんなに立派に育ちました。 左からも小さなものが数個、合せて30球あまりを掘り出しました。 移植(地植え)予定の場所は・・・この窪地は雨が降ると滝のように水が流れ落ちている。昨年地撒きした球根はほとんどが流されてしまったのではないか? だから生き残っている痕跡がないのでは・・・との意見もありましたが、他に適当な候補地も思いつかず今年は、ながされないように一工夫施して地撒きではなく地植えします。 その前にササユリの競争相手と思われる笹などの雑草を刈り取り整えます。今年2月17日に笹刈りをしておきましたので、今回は草刈り機で間に合います。 その工夫とは・・・二階堂案!!孟宗竹のフシを抜いて10-15cmの竹筒を地面に埋みそこに球根を植え付けるという画期的な方法です。しっかり根を張る頃までは竹筒で守られ、根付いた頃には竹は朽ちてくれるだろう・・・ 手動ノコギリから電動に換えて、どんどん竹筒を作ります。 まず、竹筒を地面に埋めます。底に少し土をいれておき・・・ 球根を・・・ 竹筒に入れ・・・ 更に土を入れて、地面とほぼ同じ高さにします。 完成です。 30球あまりを植え終わり、それぞれの脇に木札を刺して目印を付けておきます。 ササユリ移植作業を終え、雨が小やみになったので棚田に戻ります。昼を過ぎても20℃を切っています。 収穫祭に使用するサツマイモの出来を確かめます。試掘しますが・・・思ったほど・・・ 更に掘りますが・・・ 不作です。仕方ありません。何かで補完しましょう。。。