6月下旬の春日山棚田&周辺の光景 岩井 章洋 | 2019年6月24日 やっと。ヤブコウジにツボミがつきました。 ヤブコウジ(ツボミ) ジャノヒゲもツボミを付けました。 コクランもツボミです。 新しく伸びてきていた葉のなかも覗き込みます。赤ちゃんツボミが隠れています。 この時期、ここ森の小径は、湿気というより何か獣の胃袋の中を泳いで移動しているようにも思えるくらい湿気ムンムンの梅雨ど真ん中で・・・・ ジャノヒゲ・コクラン・ヤブコウジがツボミを付け始める頃は、湿気ムンムン以上に、ヤブ蚊に悩まされるのですが?? 今年の梅雨は近畿を素通りして、関東から北にあがってしまい、ここ森の小径でも、まだ梅雨の匂いすらしない初夏の快適な撮影ができます。 棚田のササユリはほぼ咲き終わりました。梅雨入り前に咲き終わるのは、ここ数年で初めてのことです。でも一輪のツボミがまだ梅雨を待ってはいますが・・・。 湿気が多いとシットリしたササユリの画になり、そうでないと撮影自体は快適なのですが、なんとなくカサカサの画になってしまいます。今年はカサカサ傾向でした。 花弁を落とし、残る柱頭もいずれ落ちて、基部の胚珠がこれから膨らんできます。 田植え体験の苗もしっかりしてきました。 ミョウガ畑の脇に最後のササユリです。この場所では初めてです。 棚田の上部でモウセンゴケが開花しました。 ツボミをゼンマイ状に巻いていた頃は1cmあるかないかで、草刈り機に掛からないくらい小さかったのですが、もうゼンマイもほどけて10m以上になっています。 花茎が伸びる前は、虫をとらえるための粘毛を広げた葉が目立っていましたが、、、、、 、、、、、受粉のために来た虫を、あやまって捕らえないようにか?触葉は消え花は花茎の先端で開きます。 開きかけたツボミ。これから真夏を迎えます。モウセンゴケの次はミミカキグサ?ミズトンボ? 楽しみが続きます。