10月中旬の春日山棚田&周辺の光景 岩井 章洋 | 2019年10月16日 森の小径のコクランは無事結実しました。 ヤブコウジはまだゆっくりです。 ジャノヒゲは緑が大分濃くなってきました。 開花が遅れたヤブランは今年は結実できませんでした。 棚田に向かいます。入り口付近に、コマユミの実が鈴なりです。 形の良いものをクローズアップ。 台風19号が近づいてきます。その前に・・・できるだけ稲刈り・稲架掛けを済ませたいところです。 脱穀も急ぎます。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA 稲刈りは10枚目を残すのみです。 遊具の谷でもツルニンジンを見つけました。花の奥に見える紫色の五角形の部分に蜜があり、それを目当てに、、、 キイロスズメバチが訪花するそうです。ツルニンジンの受粉はもっぱらこの猛虫?によるらしいです。花の中をよく見るとダニやキジラミが蠢いており、キイロスズメバチはこれらを襲うためにツルニンジンの花を訪れているのだろうとばかり思っていましたので驚きでした。琵琶湖博物館の大槻先生に教えていただきました。 詳しくは下記URL。 http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/15501/00124682/120918kiiro.pdf 数日後。棚田の入り口のコマユミの実。 木道の谷のアオツヅラフジの実が紫色に熟してきました。 スーパー台風19号の近畿直撃は避けられましたが、大きく強い台風のため、、中心が静岡沖の時、大津はまだ暴風圏内にありました。そのくらい大きな台風でしたが、、、、、、 棚田は、10枚目を含め稲刈りは完了しており、天日干しが終われば、脱穀が待っているだけになっていました。雨風の合間合間に皆さん最後の追い込みをされたようです、刈り取り後がきれいです。 静かな棚田を彩ります。ツリガネニンジン。 ツリガネニンジン。 足下にはまだ元気な、ミミカキグサ。 ミミカキグサ。 綿の花。 色違い? スーパー台風19号は関東~南東北を中心に大災害をもたらしましたが、近畿はやっと北から秋風が吹き秋本番を迎えるようです。