7月下旬の春日山棚田&周辺の光景 岩井 章洋 | 2020年7月29日 キツネノカミソリが咲き始めました. まだ朝早いので、昨夜の雨が花弁をぬらしています。濡れた花弁は猛暑日の強烈な日差しに焼かれすぐに色が抜け白くなります。 白い家の北側畦法面を彩ります。 この場所はヤブラン→キツネノカミソリ→ヒガンバナと、緑の中で一段と映える朱色の花が続きますが、山菜として食されるヤブラン以外は毒草です。注意してください。 キツネノカミソリ。 キツネノカミソリ。 棚田では冨田さんが今日も雑草と格闘です。特に電柵に掛って漏電させる雑草を集中的に刈ります。腰にぶら下げた蚊取り線香が最近のお気に入りです。虫の攻撃が活発な早朝や日陰で重宝します。 水田から畦に引き上げたコナギがその場で定着。花を咲かせます。梅雨が中々明けず+高温で枯れてくれません。 稲は順調です。さすが熱帯生まれ。 一番上の棚田の電柵のさらに外側にヌマトラノオ。 ヌマトラノオがポツポツ咲いています。 棚田の北側に陽が当たるようになったので、今度は日陰になる南側の斜面に移動して草刈り続行です。 森の小径ではジャノヒゲが、枯れた花弁で包むように中で胚を育てています。 キッコウハグマが花茎を伸し始めました。 春から草刈りを控えて頂いていた成果で、もう少しの間草刈りを控えて頂ければ、キッコウハグマの開放花が今年も見れます<m(__)m>。 花茎を大きく伸ばしているものもありますが・・・これらはおそらく閉鎖花で花を開かずこのまま種を結びます。 ヤブコウジは実が太ってきました。 まだまだ大きくなります。 ツマグロヒョウモン♂のようです。”里山道場わらべの虫博士ちゃん=ここん君”に確かめました。 北側駐車場のさらに北側の散策路で、サネカズラ?のツボミを見つけました。