8月上旬の春日山棚田&周辺の光景 岩井 章洋 | 2020年8月10日 7月末日に近畿も梅雨明け宣言がされ、いよいよ夏本番ですが・・・既に”真夏日”は(東京以外では)ニュースにもならなくなり、もう一段落上の猛暑日のニュースが増えてきました。キツネノカミソリもピークを過ぎようとしています。 カンカン照りの棚田では・・・ ヌマトラノオが咲き急ぎます。今年は少ない気がします。 線香花火のようなチゴザサ。 森の小径のコクランは子房が膨らんで来ました。 コクラン 二日後の例会では、49小屋の北西を整備し・・・ 太陽光発電の設置場所にしたいと・・・ 草刈り、電柵の再設置をします。 ササユリの子房が立派になってきました。 森の小径でヤブランのツボミを見つけました。出遅れ!?? 待ちに待ったサネカズラの開花です。小さな赤い粒々が集まった実から想像していた花とは大きく異なるので、琵琶湖博物館の大槻先生にこの写真を確かめて頂きました。先生からの回答です。「この植物は雌雄別株または同株で赤く見えるのが雄花の集合体です。雌花は黄緑っぽい色です。写真を見ると、確かに上部は赤く、下部は黄緑ですね。この花は両性花になることがあるようです。上部が雄花、下部が雌花なのかもしれません。おもしろい」と回答いただきました。これが一つの花ではなく、花芯にみえるものが花の集合体?のようです。 ツボミ 二日後、雌花? 数日後。公園への途中にシロバナサクラタデの群生。秋が近い??イヤイヤまだまだ猛暑はは続きます。 棚田の入り口にセンニンソウが目立ち始めました。棚田のミズトンボをチェックする目印です・・・。 棚田ではツリガネニンジンが揺れ始めました。 ミミカキグサも小さな花を開きました。 ミミカキグサ ミズトンボがツボミをつけた花茎を伸し始めました。まだ2-3株しか確認できません。 山田さんがコナギ退治に来られました。お兄ちゃんは虫や蝶、トカゲなどを追いかけたり写真を撮ったり、興味が尽きないようですが、、、妹ちゃんは・・・ 虫かご持ちにあきてしまい、お母さんに早く相手をして欲しいようです。お母さんも限られた時間に一定の区域の草むしりをおえてしまいたいようで・・・。 この兄妹をみていると、捕まえた魚を入れた小さなバケツを二歳下の妹に持たせ、田んぼの中を流れる小川のあちこちを連れ回した、遠い記憶がよみがえります(*^o^*)。 森の小径のジャノヒゲは枯れた花弁の間から淡緑の胚が覗きました。 出遅れていたヤブランはやっと開花が始まりましたが・・・受粉の担い手はまだ健在でしょうか? 遊具の谷のウバユリは咲き終わっています。 北駐車場北側散策路に見つけたサネカズラの花は、この状態のツボミ?は何個か確認できるのですが、開いているものは中々見つかりません