10月中旬の春日山棚田&周辺の光景 岩井 章洋 | 2021年10月23日 事務所南奥の丸木階段はすっかり笹・雑草が生い茂り・・・ 森の小径への道標も埋もれ、森の小径へはもちろん、カブト産卵床やササユリ育成プランターへの往復も困難になってしまいました。 数日後に予定している稲刈りイベントに向けての準備のため・・・ 9-10枚田の間の畦に稲木が立ちました。。 季節外れの夏日が続き、棚田は9時には30℃に達します。 稲刈り体験イベントの前に、1-8枚田の稲刈りを実施し、その稲架がけ用の稲木も準備できました。 わらべ田の稲刈りは、一足先に終わっています。 稲干しも小屋の軒先利用で・・・ 1-8枚田の稲刈りに助っ人3人の応援(*^-^*)!! リンドウはこれからです。 棚田ビオトープの生き物の避難池に水を送ります ヤブランの実。今年は疎らです。我らの古代米は大丈夫でしょうか!?? 稲刈り初心者の助っ人の皆さん。少し慣れてきました? コナギは、稲刈りとともに消えます。来年田植えと共にまたあらわれ、雑草として猛威を振るいます。困った物です。 初心者助っ人のピッチが上がってきました ひっそりと静かな佇まいのオオアオイトトンボ♀(藤田氏発見、落合氏確認)。 季節外れの夏日が続き、棚田は9時には30℃に達します。 アキノキリンソウ。 棚田の入り口のアケビの実には、小鳥ではなく、、、 スズメバチが物色中です。 中身が綺麗に無くなっています。小鳥ではこんなに綺麗に啄めない?・・スズメバチの方が綺麗さっぱり食すようです。 セイタカアワダチソウ。ススキを駆逐する勢いで悪玉にされましたが、少し見慣れ、日本の秋のなじんできました。アレルギーの原因もブタクサが真犯人のようです。 彼の地で嫌われるクズのように、セイタカアワダチソウも色々利用できるようです。 遊具の谷でツルニンジン。 公園北駐車場北側散策路のサネカズラ。これから順々に赤く熟していくようです 数日後、しばらく雨が続いた後グット気温が下がり9時前に20℃を少し超えるまでに下がりました。真夏から一気に秋本番!? 暑いなかで1-8枚田の稲刈りは完了し、、、 稲架がけも終わった棚田です。 画面一番奥の田んぼの稲刈りは、、、 今日の稲刈り体験イベント用に残しています。この中に、カヤネズミの巣を数個見つけています。参加の皆様へのサプライズになれば良いのですが・・・。 稲刈りの終わった切り株に銀色の・・・ かわいいお顔の・・・ ウラギンシジミ(落合氏確認)が止まっていました。 銀色が透き通ります。羽を拡げると全く違う色が現れます。 時折小雨がぱらつく、稲刈りには生憎の天気ですが・・・。テントを張って受け入れ準備を進めます。 リンドウが徐々に顔を出します。陽が出ないと開いてくれません。 カヤネズミの説明用に巣を採取しておきます。 生憎の天気のため、稲刈りイベントの開始時間を1時間遅らせます。その間、早く到着の皆さんには、棚田の周囲を探検していただきます。 開始時刻を遅らせましたが、参加予定の皆さんが揃いましたので、リーダーの開催宣言は「生憎の天気で稲が濡れています。こんな時は稲刈りは避けるのですが・・・。予報では徐々に回復するようです。」と天気同様湿ったものでしたが・・・。 これから稲を刈る田んぼには、希少なカヤネズミの巣があり、その解説(藤田氏)もしてから・・・ 早速田んぼに降りて、稲の刈り方・・・ 藁での束ね方の実演です。 早速練習です。 できそうです?? 棚田ビオトープとの間の畦に移動して、北(画面左)に向かって刈っていきます。 練習で刈った稲束も・・・ 集めて・・・ 稲架がけしておきます ドンドン刈って・・・ 運び出します。 ドンドン運び出します 刈り取りが大部進みました。 束ねる方もスピードアップ・・・ ドンドン運び出します。 アッ! カヤネズミ・・・。巣からカヤネズミが逃げ出したようです。初めて実物を目にした瞬間です。カヤネズミには迷惑な稲刈りです。空き巣と思っていましたが、まだ使用中だったようです。今後は注意しましょう!! もう一息です。この後もう一波乱が待っていました。再度カヤネズミが現れ、それを狙っていたらしいマムシまで見つけてしまいました。稲刈りに驚いて逃げ出したカヤネズミはマムシから逃げおおせたようです。 稲刈り終了です。 生憎の天候でしたが、カヤネズミやマムシやらで満足していただいたでしょうか? 5家族17名、スタッフも入れて24名。無事事故無く今年の稲刈り、稲架がけが終了しました。