12月中旬の春日山棚田&周辺の光景 岩井 章洋 | 2019年12月16日 暖かい師走です。中旬になって、比良山の冠雪も何回目かになり・・・ 朽木方面も冠雪しましたが・・・ 今日も、雪雲はすぐに退きます。 3日後に雪はすっかり消え晴れ渡りました。こんな日は気温が急降下し・・・ 耕作放棄地のセイタカアワダチソウも霜の衣を纏います。 棚田に陽が当たると、朝靄が立ち・・・ 名残のリンドウを朝日が照らします。 貧乏柿(小ぶりの実がたくさんのため、貧乏人の子沢山から)にエナガや・・・ シジュウガラが集まります。 小休止のシジュウガラ ミミカキグサも終わり、ほぼ全ての花は終わりですが・・・ 草むらに一瞬の花が咲きます。草むらに陽が当たると、宝石箱をひっくり返したようにキラキラ輝きます。 朝露が朝の光を受けて輝きます。 こぼれ落ちる直前の水玉に小さな宇宙が閉じ込められます。 草むらの小宇宙が、さらに小さい水玉に閉じ込められました。 日陰のキッコウハグマも見納め。 開放花の冠毛は整然としています。 藪の中のチッチチッチはアオジです。 今日は今年最後の例会です。お嬢さん(ジョウビタキ♀)のお出迎え。 まず、事務所南奥のカブトムシ産卵床を確認します。少し掘りかえすと大きな幼虫が見つかりました\(^o^)/。カブトの幼虫を確認するのは、昨年の11月以来です(参照→2018年11月5日)。 スグに埋め戻し、落ち葉の布団を追加します。 ドンドン追加。 ドンドン追加。 この辺でよろしかろう。 今年11月中旬から12月中旬にかけ、4度に分けて採種したササユリの種(S19)を・・・ 今年の種はも一つ( ̄0 ̄)。 バームキュライトと適量の腐葉土・水を混ぜ・・・ チャック付きポリ袋に入れ・・・ その中に種を混ぜ込み・・・ 一年間、事務所の冷暗所で・・・発根を待ちます。 カブト産卵床隣のササユリ育成プランターでは、2016年に採種し、発根から3年目のササユリの球根を確認します。向かって左のプランターは何も無いように見えますが、今年の春には小さな一枚葉が発芽していたので、もしかしてと掘り返すと小さいながら球根が見つかりました。右のプランターのまる○のなかの小さな白っぽい左右の二つ(参照→2019年5月7・10・13日)。 中央の少し大きな物は、発根当初は米粒の半分もないほどでしたが、5円玉の半分ほどに、少しだけ大きくなった球根です。花までは道のりが遠いです。 森の小径のジャノヒゲ。 調整池では、ヨシガモが逆立ちで、水草を食べています。一生懸命お尻フリフリです。 後ろの尾羽がクルッと巻いているのが目印になるヨシガモ。 四季桜? コゲラ(日本でごく普通に見られる最も小さなキツツキ) フライング気味ですが、棚田で手に入った材料で手作りした注連縄飾り。午後は、棚田の保守整備の予定です。