コナギイノベーション?!除草から収穫へ

ここのところ、棚田での作業はもっぱら田んぼの中の草とりと、周囲の草刈りです。

田んぼの中の雑草の代表格と言えばコナギ。

放っておくとどんどん大きくなり、稲の栄養分を奪ってしまう厄介者です。

昨年8月の写真がこちら。稲の間をコナギが埋め尽くしています。

農薬を使っていないこの棚田では、この時期、コナギとの果てしないたたかいが繰り広げられます。

最近では稲が伸びてきたので、コナギを抜こうとかがんだ時に顔に稲の先端が当たるため、
顔のガードも必須です(バッチリ顔をガードしているOさん↓↓)。

そんな厄介者のコナギですが、東南アジアでは食しているそうなのです。

栄養価も非常に高いのだそう。

「田んぼのほうれん草」の異名もあるとか…。

日本でも、食べる取り組みをされているところがあるようです。

調べてみるといくつか出てきました。こちらとか、こちらとか、こちらとか…etc

棚田・古代米プロジェクトのメンバーの一人Fさんが、
試しに先日抜いたコナギを持ち帰って食べてみたのだそうですが、
クセがなくとても美味しかったそうです。
こちらがFさんから送られてきた写真。美味しそうです^^

「除草」ではなく、「収穫」と考えるとモチベーションもぐんと上がりますねー。

私も真似して持ち帰って食べてみました!よく洗って、根っこをとります。

ごま油でさっと炒めて、ぱらっと塩を振って、出来上がり!だいぶかさが減りました。

普通に、美味しかったんです。感動!

「めっちゃおいしー!これ、なんの野菜?」と子どもたちにも好評でした。

今後は私も毎回持ち帰り、おかずの足しにしたいと思います。

※コナギの収穫してみたい人、食べてみたい人、ぜひ連絡くださいね~!!
 収穫し放題です